生理は女性の人生で長く付き合っていくもの。
妊娠するために大切な機能ではありますが、毎月訪れるこの生理は、
時として女性の体にトラブルを起こします。

多くの人が経験するのが「PMS」。これは「生理前症候群」とも呼ばれていて、
生理が始まる1~2週間前に精神的、肉体的な不調が生じることです。

PMSで頻発する症状が「気分変動」。気分の落ち込み、いらいら、
訳もなく涙が出る、誰かにやつあたりしてしまう...。
こんなの良くないってわかっているのに、自分の心の動きがコントロールできない。

PMSの苦しみは周囲に理解されづらいこともあり、
女性自身も「自分の性格が悪いだけ」と問題解決に踏み切らないままにしてしまう場合も多いです。

そんなPMSには漢方薬での治療が有効と知られています。有名なものは「抑肝散(ヨクカンサン)」。
本来高齢者のアルツハイマー型認知症や、小児のかんしゃく、夜泣きに用いられる薬です。

いらだちや心の落ち着かなさを改善させる効果があり、
女性のPMSによる精神的症状にも有効とされています。
漢方薬=苦いというイメージがありますが、認知症の患者さんにも用いられるこの薬は、
比較的飲みやすい味になっております。

副作用は特にありませんが、胸焼けなどの消化器症状が起きる場合もまれにありますので、
それを抑制するために「抑肝散加半夏陳皮(ヨクカンサンハンゲチンピ)」という
アレンジ版が用いられる場合もあります。

また、温経湯という女性のホルモンバランス、生理不順などに用いられるお薬もあります。
この漢方の注意点は胃の弱い人には向かないことがあります。
胃が荒れてしまう場合は当帰芍薬散などに変更することが多いようです。

漢方薬だけでなく西洋ハーブを使っている生理前サプリも多く販売されいて
漢方よりも臭い苦味がなく飲みやすいという利点もあります。PMS生理前サプリ
PMSによる悩みは一人でため込まず、医師や薬剤師に相談しましょう。

PMSを緩和させる栄養素と食材とは

PMSの症状はとても辛いもので、毎月生理前になると憂鬱になってしまう女性も多くいます。
PMSは女性ホルモンのバランスが変わる為に起こる症状であり、対処療法として緩和させて乗り切るしかありません。
医薬品に頼ると副作用が心配という人は、毎日の食生活を通して少しでもPMSの症状を改善させていきましょう。

・ビタミンB群

PMSの症状として頭痛やだるさなどを訴える女性もいます。
中にはお肌が荒れてしまいメイクのノリが悪くなる人もいます。
この様な症状を改善させる為には、ビタミンB群(B1/B2/B6/B12)が効果的です。
魚貝類や肉類はビタミンB群が多く含まれているので、この時期にはダイエットは一休みしましょう。

・カルシウム/マグネシウム

カルシウムとマグネシウムは2つ揃って効果が発揮されます。
イライラしたり情緒不安定になる、むくみなどのPMSの中でも他人に分かって貰いにくい症状を緩和します。
海藻類やゴマ、チーズなど、女性が好む食材に多く含まれています。

・ビタミンE

ビタミンEは抗酸化作用が高く、免疫力がつき血行を良くする働きがあります。
かぼちゃやアーモンド、アボカドに多く含まれています。

・イソフラボン

最近サプリで注目されているイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをするとされています。
サプリでなくても豆腐や納豆、豆乳から摂取することができます。
豆乳を飲んでPMSが緩和されたという口コミも多くありますので、一度試してみましょう。


これらの食材は、PMSの時期だけではなく普段から毎日接収することが大切です。
体質が改善できれば症状があまり気にならなくなり、いつの間にか改善される様になるでしょう。

PMSの対処法 低用量ピルと食事改善

毎月生理前になるとなぜかイライラしたり気分が落ち込んだり、下痢、便秘、頭痛になるなど
心身に不快な症状がでるとしたらそれはPMSかもしれません。
PMSは日本語では月経前症候群と呼ばれ、生理前2週間ほどの期間に心身に不快な症状が出ますが
生理が始まるとそれまでの不調がウソのように治まります。

PMSが起るのは排卵後に増える黄体ホルモンの影響とも考えられていますが
その原因はまだはっきりとわかっていません。PMSにはどう対処したらよいのでしょうか。

原因が生理周期によるホルモンバランスの変化だとしたら
低用量ピルを服用するという方法もあります。低用量ピルは産婦人科で処方してもらえます。
ピルを飲むほどではない、または妊娠を望んでいるので生理は止めたくないと言う場合は
食生活や生活習慣を見直してみましょう。

食生活は偏っていませんか?PMSはビタミンやミネラルの欠乏も原因と考えられています。
食事には緑黄色野菜をたっぷり取り入れましょう。
イソフラボンを含んだ豆腐、味噌、納豆、豆乳などの
大豆製品はホルモンバランスを整えPMSに良い食材とされています。

お酒、煙草、カフェインはPMSの症状を悪化させるので控えたほうがいいです。
睡眠不足もよくありません。しっかり休息をとりましょう。適度な運動も症状を軽くさせます。
結局はバランスのいい食事、しっかり睡眠をとる、
適度に運動し身体に悪い物は控えるなど健康維持の基本的なことがPMS解消にもなるのです。